怒る人。

完璧な人なんかいない。

人は必ずといっていいほどミスをする。

多いか少ないかは別として。

 

たまにいる。

「自分はミスなんてしない、絶対に大丈夫。」

こう過信する人がいる。

僕はその考え方がミスというか間違いというか、勿体ないと思う。

けど、どうしようもない。

そのような人に指摘したところですぐに否定される、必ずといっていいほど。

時間はかかるかもしれないが、そのような人はある出来事で自分の考えの未熟さに気付く。

本当に些細な出来事で人間という生き物は心が動かされるのだ。

 

ミスをすると怒られる人もいる。

怒られる人がいるということは怒る人も存在することになる。

僕はいろんなことで怒られたり、怒られたりしている人を見てきた。

ミスをすることは仕方ないが、改善、今後は気をつけるという意識を怒られる側は持たなくてはいけない。

ただずっと思ってた。怒る側にも問題がある。

 

怒る人には「とりあえず怒っとけばいい」と思ってる人がいる。

ひたすら怒鳴っておけばいいと思ってるのだ。

 

そんな人に共通するものがある。

 

それは「説得力の無さ」だ。

 

とんでもないのだ、怒鳴れば怒られる側の人の心に響くという思い込みは。

そういう人って怒るのに怒鳴るのに精一杯で怒られる側がしてしまった以外のことも結びつけてくる。

聞いていて意味が分からなくなる。

怒られてる側が必死に理解しようとも「?」が浮かんでしまっては説教の意味は無い。

 

こんな怒り方をする人が多いから怒られる人には伝わらず、再発してしまうことがあるのだと思う。

本当に伝われば再発なんてしないはずだ。

 

すぐに怒る人というのは「自分の経験が少ない」からだ。

これは怒っている内容に対しての自分の考えが1つでそれだけが正しいと思い込んでるから。

いわゆる「自分の引き出しが少ない人」はすぐに怒るという特徴があるのかもしれない。

 

それに反して自分の経験が豊富でたくさんの引き出しを持っている人もいる。

そういう人はあまり怒らない。怒ったとしても強くは怒らない。

どう怒るかというと、怒るというよりは考えさせる。

そして改善する方法を導いてくれる。

このように親身になりながら新しい方向へ導いてくれる人こそが「自分の引き出しが多い人」なのだ。

稀にこんな人がいる。

それが例え、異性、同級生、先輩、後輩、先生、上司、部活…だとしても僕はそんな人を大切にしたいと思う。

自分にはこんな事は出来ないので学びたい。

 

ただ。ただね。

怒らなきゃいけない時がある。

明らかにおかしいことをしていたりする人には本気で怒っていいと思う。

そこの区別がついてる人っていうのが本当に「自分の経験が豊富で引き出しの多い人」なのかもしれない。

 

まぁあくまで独断ですので(笑)

 

最後までご覧頂きありがとうございました。